生き方

今月25日付産経新聞朝刊の7頁に「カジノ構想」に対するアンケート調査結果が載っていた。 回答者は男性2630人、女性371人で、カジノ解禁の動きを知っていると答えたのは81%、カジノ合法化に賛成が69%、解禁された場合、収益の一部を震災復興…

予算審議が混迷の度を増している。 こども手当法案も通るかどうか微妙な情勢だ。 与党である民主党の中にもこの法案が本当に国民の為になるのかどうか疑問を抱いている議員がいるようだが、菅政権の閣僚や多くの与党議員がこの法案は国民の為になると頭から…

私は日本経済新聞の人気コラム「私の履歴書」の熱烈なファンである。子供の頃に日本や世界の偉人伝を読んでは、いつか自分も偉くなりたいと心弾んだものだが、今でも私の履歴書に登場する人物一人ひとりの生き様や独特のキャラクターにわくわくさせられる。 …

日本を取り巻く諸島の領土問題は、日本政府の不甲斐なさを尻目にますます混迷を深めてきた。 北朝鮮による延坪島への砲撃は許しがたい行為だが、これも領土問題(領有権)が根底にある。 地図を広げて日本を取り巻く周辺列島の位置関係を見てみると、第二次…

今年8月25日(水)付の日本経済新聞朝刊に晩年の樋口季一郎氏の写真と記事が載った。 その記事によれば、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が「知られざる美談」として紹介する準備を進めているが、それは今年の5月、UNHCRのヨハン・セレス駐日代表が英…

長男が小学生になりたての頃、心配そうな顔で母親にこう告げたらしい。 「お母さん、お父さん女のひとの本たくさん読んでるみたいだよ・・・」 家内が「ほんと? ど〜れ一緒に見てみようか?」と書斎に行って「どこ?」と聞いたところ、「ほら、ここにいっぱ…

民主党が政権を担うようになってから今日までの間に通した法案はどれもが首を傾げたくなるようなものばかりだったが、昨日、今世紀最悪とも言える法案がまた一つ通ってしまった。 それなのにマスコミの反応は何故か鈍く、相変わらず普天間の問題ばかりを重視…

昨日、山崎豊子原作の映画「沈まぬ太陽」をやっと観た。 やっと、と言うのには訳がある。 この物語は、日航ジャンボジェット機の御巣鷹山墜落事故は何故起きたかを世に問いかける山崎氏の渾身の力作だが、正直な所読むのが怖かったから未だに読んでいない。 …

4月2日以来今日まで、ブログの仮死状態が続いてしまった。 先日1年ぶりに昔なじみの仲間の集いがあったが、多くの人から「どうしたんだ!」と詰問されてしまった。 書きたい気はあったのだが、春からつい先日まで、一人暮らしを続ける90歳の母の頼みで…

人間は一度いい思いを味わうと、それが忘れられず再び味わおうとする。 つまり「欲」が出る。 「欲」と言う字は本来「慾」と書く。 「心」が付くと納得の漢字になるのに今は殆ど使われない。 3月31日、東京は曇天だったが、年度最終日だから人々は多忙で…

年に一度の同期会が今年も東京で催された。 この会は東京近郊に住む同期生を中心とした集いだが、今年は幹事が遠い故郷で暮らす同期生達にも呼びかけたらしく、なんと12名もが団体を組んで500Kmも離れた雪国から馳せ参じた。 12名のうち10名が女…

建国記念日の昨日、九州某県の物産展があるので何か美味しそうな特産品でも買おうかとふらりと地元のデパートに出かけたが、不況だから余り混まないだろうと予測したのが大失敗の始まりだった。 道路は大渋滞で普通なら自宅から20分程度で到達する駐車場ま…

いつ以来だろうか。 本当に久しぶりに体が硬直し、興奮し、感動した。 PCに向かってタイプしている今も自分が不思議な空間に浮いているような錯覚を覚える。 「ザ・ムーン」。 原題は「In the SHADOW of the MOON」 1961年、ケネ…

江戸時代の庶民の情報源といえば、やはり「浮世風呂」「浮世床」などと称される大衆浴場や床屋だったのだろうか。 正月明けで暇だろうと思っていつも通う近所の床屋に昨日の昼前にぶらりと出かけたら、以外にも満席だった。 その床屋さんは夫婦で経営してい…

今年は元旦から今日まで、恒例の「餅を喉に詰まらせて死亡」した記事は、産経と日経を見る限りだだ1度だけだ。 その代わり、なんとも痛ましい火事のニュースが連日紙面をかざっている。 犠牲者は幼子から高齢者まで幅広い。 消防庁の調べでは、毎年1月から…

今日のNHK朝のニュースで、最近若者がカード詐欺被害に遭うケースが増えているという報道があった。 本家は「毛利」と名乗る人物で、キャッシュカードを新しく作らせ、それを1枚当り5万円で買うらしい。 これはいいこづかい稼ぎになると、大学のキャン…

10月18日の復唱になるが、10月24日の日経朝刊43ページに「食べ物で窒息死71人」という記事が載っていたのをここで改めて紹介したい。 記事によると、食べ物をのどに詰まらせて救急搬送された人が、2006年と2007年の2年間に東京都内だけ…

食の安全に関するニュースが氾濫する昨今だが、どのメディアも消費者の「自己責任」については多くを語ろうとしない。その最たる例がこんにゃくゼリーの喉つまり事故だ。 マンナンライフの「蒟蒻畑」が誕生したのは、こんにゃくの消費量が年々減少しているの…

ガソリン価格が高騰する中で始まった3連休なので、車の混み具合はどんなものかと関心を持ったが、初日の朝7時のニュースでは、東名、中央、関越、東北、常磐の各線とも既に断続的に5Kから20Kの渋滞が始まっているとの事だった。 もし100円/1Lだ…

ホントに長いことブログをサボってしまった。Excuseを敢えて言わせて貰うと、築29年のオンボロを大改造(と言っても屋根瓦と4本柱を残した程度の総とっかえ)するのに3ヶ月も要してしまったからだ。 新築そっくりさん、なんてどうせ不動産屋のやら…

22日の日本経済新聞23面に「暮らし考房」がカラー写真入りで大きく紹介された。 財団法人都市農山漁村交流活性化機構の森業・山業事務局がスポンサーとなって、日本経済新聞社広告局が企画制作した、森林資源を利用した新ビジネスの一環として紹介されて…

正月6日に紹介した、東北大学の学生による「日本SHOCK!フェア」の結果が3月9日の産経新聞に掲載された。 タイトルが傑作だ。「日本人ならイモを食え?!」だったが、池田隼人の迷言「貧乏人ならムギを食え」をもじったのだろうか。食料自給率100%で食…

この感情は何処から何故湧くのだろうか。63歳の今でも、少年時代に過ごした仲間と会うときは普段身に着けている鎧を全て脱ぎ捨てて抱き合いたい気分になる。 24日に中学時代の同期会を催した。山形県の最北部にある金山という町の唯一の中学校の34年度…

何かと失言の多い鳩山邦夫法相だが、おととい法制審議会に諮問した「18歳成人の是非」には、「これは面白いことになった!」と思わずにんまりしてしまった。 現在民法で定められている成人年齢満20歳は明治29年に制定されたものらしい。どんな理由で2…

死者が出るという最悪事態は免れたが、密かに恐れていたことがとうとう現実となってしまった。ここ数年、私は機会あるごとに色々な人に色々な場所で中国食品の危険性を説き続けて来た。 「あんたの会社でも中国産品を輸入してんでしょ。そんな事言ってていい…

正月3日(木)の産経新聞3ページに興味深い記事が載った。 日本の食糧自給率は39%と言われている。もし食料品の輸入が止まったら毎日の食事はどうなるかを実感してみようと、東北大学法学部の学生グループと同大学生協が共催で来週15〜16日の2日間…

2008年が明けた。元旦は初日の出る頃に家族全員で成田山新勝寺に詣るのが我が家の慣わしだ。 初詣を終えて我が家に帰って来てからおもむろにご正月料理を頂くが、その前に私が家族の長として2〜3言訓示をするのが慣わしだった。 それは子供達が家にい…

いわゆる団塊の世代とそれより一寸以前の年代がどんどん自由人の仲間入りをしている。 その人達をターゲットにした商品や企画が新聞やTVでどんどん紹介されている。その中でも一際目立つのが旅特集だ。長い間お疲れ様でした、先ずはゆっくり温泉でおくつろぎ…

ここ2〜3日、してやったりとあちこちから攻められている。私が風邪で体調を崩しているからだ。 「毎日でれでれ暮らしてるからでしょう」「体がなまってんだよ」「朝から晩まで何もすることがないから風邪が寄ってくるんだよ」「まだ隠居は早いよ、仕事を続…

10日ほど前から我が家に95歳の義母が来ている。 日頃は山形市内に住む彼女は心身ともに頗る健康であるせいか、とにかく行動的だ。 2年ほど前に「富士山が見たいなんて妄想してるのよ」と言われた時に「それは妄想ではなく夢(希望)ででょう。人間はい…